0歳3ヶ月

子供が生まれてもうすぐ3ヶ月になります。正直、こんなにも大変だとは想像もしていませんでした。妊娠中、特に臨月はお腹が重くて重くて早く出ておいで~!と何度も何度もお腹に向かって語り掛けましたが、今となってはお腹の中に戻したいと思ってしまうほどです。

一日のはじまりは息子の鳴き声から。「ほぇ~ん、ほぇ~ん!」とおっぱいを求めて泣き始めます。もうすっかり慣れてきた授乳。お腹いっぱいにさせたらそのままそっと寝かしつけて家中を掃除。昨日の残りの洗い物、主人のお弁当を用意して朝ごはんの支度。洗濯回して干して…と思ったらまた「ほぇ~ん、ほぇ~ん!」なぜか目を覚ましてしまった息子はご機嫌斜め。眠たいのに眠れない様子。あぁ~寝ている間に済ませようと思っていたのに。家事を一旦保留し、息子を抱っこ。「おんぎゃ~、おんぎゃ~!」もうすぐ6キロになる子を毎日抱っこで腰、肩、腕はぱんぱん。眠りを誘うように足ふみしながらの抱っこ。家事を終わらせなきゃ。お願いもう少し眠っていて…背中をとんとん、ゆらゆら。そうこうしていると、なんだか焦げ臭い…トーストを焼いていたのを忘れていた!息子が家にやってきて何枚のトーストを灰にしたことか…「おんぎゃ~、おんぎゃ~!」どうしたの?どうしてほしいの?どうしたらいいの?困る私を尻目に今日も主人はコーヒーのみで出勤していく。待って~私も連れて行って、置いて行かないで…泣き声の渦に巻き込まれたまま閉じ込められた気分になります。

いつになったら落ち着いてくれるのだろう。
いつになったら開放されるのだろう。
どうして泣いているの?泣かないで…泣きたいのはママのほうだよ…

心も体も疲れ果て、くじけてしまいそうになった時、息子が生まれた日の日記を読み返してみる。

一生懸命、命がけでママとパパのところに出てきてくれたね。
10ヶ月間お腹の中にいたのはこの子だったんだ。
はじめての赤ちゃん。こんなにも小さい。ふにゃふにゃで愛おしい。
か弱くて力強い。わくわくして眠れなかった。はじめての抱っこ。はじめてのおっぱい。
息子が生まれた日、人生で一番痛かった。
でも人生で一番幸せな気持ちになった。

入院中、赤ちゃんが母乳を飲む前の体重と、飲んだ後の体重を比べてどれくらい飲めているのか量る。あんなに必死に必死におっぱいをくわえて全身を駆使して一生懸命吸ってやっと10g。たったの10g。
ほんの10gだけど飲んでくれた実感がわいてとってもうれしかった。それと同時にふと思った。この子はこうやって10g、20g、30g。少しずつ少しずつ大きくなっていく。これから先、どんどん大きくなって、当たり前だけど、生まれたての感動の瞬間の小さすぎて軽くて抱っこするのも怖いくらいの赤ちゃんには二度と戻らないんだと思うと、成長の早さにうれしいけど寂しい、なんだか複雑な気持ちになった。

たくさん泣いてママを困らせて抱っこじゃないと眠れない甘えん坊な息子。今もすこしずつ成長している息子。この子の成長を一瞬たりとも見逃したくないと思った。いつまでだっこさせてくれるかな?いつまでママの胸の中で眠ってれるかな?そう思いながら今も息子を抱えながらこの記事を書いています。